長崎県土地家屋調査士会 広報見聞録
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- 五島支部 奥浦小学校出前授業 (11/07)
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2018.02.05 Monday新春トップインタビュー記事
2016.07.27 WednesdayFM長崎 ラジオ収録の様子
土地家屋調査士の日広報レポート
広報部 松本忠寿
7月31日は土地家屋調査士の日です。
昭和25年7月31日に土地家屋調査士法が制定されたことに由来します。かれこれ、66年前のことです。
私たちの仕事を広く知っていただきたいとの思いから、各種無料相談会を行ったり、県内の小・中・高校へ出前授業を行ったり、工業高校生に測量指導を行ったりしています。
この日は、FM長崎さんの協力を得て土地家屋調査士の広報をさせていただきました。
ラジオ収録の様子
放送は7月28日(木曜日)午前9時35分から サンライズステーションの番組内で行われます。
土地家屋調査士の仕事や役割についてわかりやすい説明がされていました。
初めてのラジオ広報でしたので、収録後は緊張もほぐれていました。
2016.06.16 Thursday第5回公嘱協会公開講演会の報告
第5回公嘱協会公開講演会報告
広報部 稲益 哲也


伊能忠敬研究会の名誉代表である渡辺一郎氏を講師としてお招きし、講演を行っていただきました。



講演が終わりましたが、会場には伊能忠敬が当時の測量に使用していた測量器具が数点展示されており、来場された方も熱心に観察していました。
会場外には、当時の長崎各地を測量し作成された地図も展示されており、現在住んでいる場所は伊能隊が地図を作製した当時はどのような地形だったのかを調べている方もいらっしゃいました。


<間縄>


<彎窠羅鍼>



2016.03.25 Friday第1回長崎県若手士業交流会の報告
平成28年3月18日(金)18:00から長崎市の大型百貨店・夢彩都近くに位置する出島ワーフ内のドラゴンワールドにて記念すべき第1回長崎県若手士業交流会が開催されました。この交流会は、長崎県弁護士会から提案された企画であり、若手弁護士の先生方が「他の士業の先生方と交流する機会を持ちたい」との要望から、長崎県の各士業会へと交流会への参加を募ったものでした。



その後、行政書士会の梅枝先生から乾杯音頭が行われ、いよいよ親睦会が開催されました。

このような楽しい交流会の時間もあっというまに終え、「そろそろ、お開きのお時間となりました」との声と共に、締めのご挨拶を税理士会の神田先生から頂きました。

約2時間の楽しい時間の間で皆すっかりほろ酔い気分になり、開始前では堅い表情をしていた先生方も、いい表情へと変化していました。最後に、ドラゴンワールド会場にて参加者総勢72名の大集合写真撮影を終え、第1回若手士業交流会が終了しました。
今回の交流会で、結構多くの女性の先生方がご活躍されていることが印象に残りました。また今回企画していただいた弁護士会の先生方の要望と同じく、各先生方も「このような他の士業の方々との交流の機会を待っていた」とのお話しも受けました。私もこのような交流会の機会を設けて頂きました弁護士会の方々そして他の士業の方々にとても感謝しています。
第2回若手士業交流会で先生方と、またお会いできることを楽しみにしています。
2015.03.19 Thursday島原市立第一中学校出前授業報告
今回は島原市立第一中学校の1・2年生および保護者・教職員あわせて約300名の参加者に対し、島原城の字図(あざず)をもとに「土地家屋調査士」という職業・役割の授業が行われました。
授業を行う中川忠則島原支部長


生徒さんからお礼の言葉をいただきました。

2014.11.10 Monday『調べてみよう地面のボタンのなぞ 一番えらいボタンをさがせ!!』の絵本を県内小学校へ寄贈
長崎県土地家屋調査士会は、監督官庁を法務省として昭和26年に「土地家屋調査士」を会員として設立された専門士業の団体で、県下9支部、約200名の会員が所属しております。土地家屋調査士の業務としましては、不動産の表示に関する登記につき必要な土地または建物の調査及び測量等を行っており、不動産に係る権利の明確化に寄与することを使命としております。また、昨年は、長崎県と大規模災害発生時における災害復興支援に関する協定を締結させていただいており、県民並びに官公庁の財産保全等にも貢献したいと考えております。
このほど、上部団体の日本土地家屋調査士会連合会では、土地家屋調査士制度広報の一環として、富山県の小学生、本吉凛菜さんによる夏休みの自由研究「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」をもとに本書籍を編纂しました。本吉凛菜さんの自由研究は、子どもの文化・教育研究所主催「第29回全国小・中学生作品コンクール」生活科部門で、最高賞の文部科学大臣奨励賞を受賞されております。
本書籍では、私たちが日々設置している境界標や基準点等(=地面のボタン)がどのような役割を果たすのか、また、土地家屋調査士はどのような専門家なのか等、地面のボタンや測量等について、写真やイラストを交えながら、対話形式でわかりやすく解説されており、小学生の自由研究、調べ学習等に最適な書籍であると考えております。
つきましては、本書籍を県内小学生の学習の参考、ご活用くださいますようお願い申し上げます。

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2014.09.16 Tuesday愛知県土地家屋調査士会より ゆるキャラグランプリ2014投票のお願い
先日、名古屋ドームで行われたイベントにきょうかい君とあいちゃんが参加しました。そこで「土地家屋調査士」を知っていますか?という質問を来場者にしたところ、知っていると答えた人は約30%。意外に多い?ところが、業務内容を聞くと「耐震調査をする人」とか「不動産の価格を調査する人」等、業務内容まで知る人はほとんどいませんでした。
土地境界の専門家としてどのような役に立てるのか
土地の境界が決まることのメリット
隣人同士がお互い仲良くしていくことの大切さ
投票は、10月20日(月)まで!
一日一票!なんと毎日投票できるんです!!
詳しくはこちらをご覧ください。↓



2014.08.04 Monday2014九州ブロック青調会長崎大会inSASEBO報告
平成26年7月26日(土)14時から18時まで佐世保市のアルカスSASEBO3階大会議室にて2014九州ブロック青年土地家屋調査士会長崎大会in SASEBOが開催されました。九州ブロックの青年土地家屋調査士会員を始め、土地家屋調査士会員、他県青年土地家屋調査士会の約70名参加いたしました。長崎会佐世保支部が出前授業を行っている高校から2名の高校生が聴講に参加くださいました。船津学代表の司会により大会は進行され、開会宣言を前川賢一会員が行い、長崎会 前田利孝副会長が開会と歓迎の挨拶を行いました。
松本忠寿会員から「これまでの九州ブロック青年土地家屋調査士会の流れ」と題して、平成19年7月福岡開催「位置参照点管理システム」、平成20年6月大分開催「土地家屋調査士の知名度・ADR・青年土地家屋調査士」、平成21年7月宮崎開催「空中写真の利用・14条地図作成」、平成22年9月鹿児島開催「桜島火山活動・日常業務に関するディベート」、平成24年6月沖縄開催「琉球王国時代の測量技術」、平成25年熊本開催までを説明されました。
続いてFIG(国際測量者連盟)クアラルンプール大会に参加した山口賢一会員(長崎県土地家屋調査士会)、山中匠会員(広島県土地家屋調査士会)小木曽仙佳会員(岐阜県土地家屋調査士会)、藤井十章会員(兵庫県土地家屋調査士会)、清水皓太さん(山口県の高校生)から報告が行われました。
東京−クアラルンプール(マレーシア)間は約5300km、飛行機で約7時間半、マレーシアの人口は2933万人で、言語はマレー語で英語も一部通じます。「Survey」の意味は日本で用いられる「測量」の意味に限定されず、幅広く調査の概念が正しいようです。
FIG(国際測量者連盟)は1878年にパリで創設され110ヶ国が参加する、すべての測量分野を代表する唯一の国際団体であり、測量の進歩のため協力と支援を行うことを目的としています。FIGの技術業務は10の分科会によって履行され、今回のメンバーは第7分科会(地籍測量と土地の管理)に参加しました。FIG Young Surveyor(35才以下で構成)にも参加しました。地籍は情報産業であり、紙ベースの地籍からデジタル地籍へ、ハーゼルマップ(公図)は空中写真ベースへ、短期間に大規模測量を可能にするUAV(Unmanned Aerial Vehicle=無人航空機)などの空撮機器とタブレット端末が使用されるべきです。またフランス法系の証書登記制度の日本とドイツ法系の権利登記制度のオランダ、英米法系のトレンズシステムのマレーシアの比較をもとに、マレーシアの登記制度が紹介されました。建物に登記はなく、木造建物は動産とみなされます。JUPEMで地積測量図や公図が無料公開されています。また今後の日本の課題としては、例えば大規模災害発生後の対応や予防ための代替地の用意について省庁を横断し問題解決のための効率よい仕組みづくりが求められます。さらに清水さんがFIGで最年少サーベイヤーとして講演を行ったことが紹介されました。その他、現地での各国の人々との出会いのすばらしさや英語での会話の難しさなど様々な体験をご報告いただきました。
最後に前川賢一会員の閉会の宣言で長崎大会が終了いたしました。